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ネット・ゼロ・エネルギーハウスを普及させましょう
2016年04月06日
私は富山のビルダー(建築工務店)さんの太陽光部門をお手伝いしておりまして。
一昨日、一般財団法人 I環境共創イニシアチブ(SII) から「平成28年度ネット・ゼロ・エネルギーハウス支援事業」についての発表がされました。
これから家を建てる人が、ネット・ゼロ・エネルギーハウス(ZEH)の使用で建てる場合の補助金の金額と要件、そのZEHを施工するビルダーの要件(ビルダー登録)についてが主な内容です。
要するに、「ZEHで家を建てる際に補助金を申請するには、SIIに登録したビルダーが建築しないといけません。」ってことになるわけです。
おっと、その前にZEH(ネット・ゼロ・エネルギーハウス)って何かわからない人のために。
一般的な住宅の年間の基準一次エネルギー消費量(照明・換気・給湯・冷暖房のエネルギー使用の合計)は、80GJ(ギガジュールといいます)と決められています。
この80GJという消費量を、家の設備(照明・換気・給湯・冷暖房・太陽光)の性能をからめて計算したときに、正味で0になる住宅のことを言います。
簡単に言ってしまえば、計算上は「自家発電・自家消費でまかなえる家」ってことです。

ちなみに政府は、「2020年までに標準的な新築住宅で、2030年までに新築住宅の平均でZEHの実現を目指す」としています。
非常に曖昧的な言い方ですが、政府としては将来的にはZEHを義務化するところまで意識しています。
既にZEHの普及は始まっていて、大手のハウスメーカーはZEHを標準仕様としてラインナップするところもあります。
「まだまだこれからだから、今すぐ取り組まなくても大丈夫」なんて思ってると、世の中がZEH当たり前になった頃は、もう価格競争に突入して地域のビルダーにはメリット(利益)が見込めなくなります。
まだまだZEHをどうしたら出来るのか、具体的に飲み込めてないビルダーさんが沢山居るのが現実です。
今のうちからZEHをラインナップに加えて取り組んでいくのが正解と思います。
まだ取り組んでいないビルダーさんは、もう今始めていくべきです。
さて、このZEH仕様、そして補助金、登録ビルダーなど、非常に業務の手間が増えてくるのも事実です。
これらの業務、受注から設計、施工、完成、引き渡しまでの流れをISO9001の規格要求事項で考えると、非常に当てはまる部分が多いです。
(まぁZEHに限らずですが)
認証という事よりも、今あるこれらの業務、これから複雑化する業務を、ちゃんと確立しておくためにもマネジメントシステムの考え方を取り入れるのは有効です。
(ホ・・・、やっとISOにつなげる事が出来た 笑)
いや、マジな話ですよ。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
住宅業界の活性剤ZEHもBELSもお手伝いしますよ~
標準化普及委員会 委員長 牛丸英志
HACCP、ISO22000、ISO9001:2015、ISO14001:2015
ISO22301、ISO50001の支援を行っています。
お問い合わせは、本ブログ右側メニューの「オーナーへメール」
からメールにてお願いいたします。
12時間以内に折り返しいたします。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
一昨日、一般財団法人 I環境共創イニシアチブ(SII) から「平成28年度ネット・ゼロ・エネルギーハウス支援事業」についての発表がされました。
これから家を建てる人が、ネット・ゼロ・エネルギーハウス(ZEH)の使用で建てる場合の補助金の金額と要件、そのZEHを施工するビルダーの要件(ビルダー登録)についてが主な内容です。
要するに、「ZEHで家を建てる際に補助金を申請するには、SIIに登録したビルダーが建築しないといけません。」ってことになるわけです。
おっと、その前にZEH(ネット・ゼロ・エネルギーハウス)って何かわからない人のために。
一般的な住宅の年間の基準一次エネルギー消費量(照明・換気・給湯・冷暖房のエネルギー使用の合計)は、80GJ(ギガジュールといいます)と決められています。
この80GJという消費量を、家の設備(照明・換気・給湯・冷暖房・太陽光)の性能をからめて計算したときに、正味で0になる住宅のことを言います。
簡単に言ってしまえば、計算上は「自家発電・自家消費でまかなえる家」ってことです。

ちなみに政府は、「2020年までに標準的な新築住宅で、2030年までに新築住宅の平均でZEHの実現を目指す」としています。
非常に曖昧的な言い方ですが、政府としては将来的にはZEHを義務化するところまで意識しています。
既にZEHの普及は始まっていて、大手のハウスメーカーはZEHを標準仕様としてラインナップするところもあります。
「まだまだこれからだから、今すぐ取り組まなくても大丈夫」なんて思ってると、世の中がZEH当たり前になった頃は、もう価格競争に突入して地域のビルダーにはメリット(利益)が見込めなくなります。
まだまだZEHをどうしたら出来るのか、具体的に飲み込めてないビルダーさんが沢山居るのが現実です。
今のうちからZEHをラインナップに加えて取り組んでいくのが正解と思います。
まだ取り組んでいないビルダーさんは、もう今始めていくべきです。
さて、このZEH仕様、そして補助金、登録ビルダーなど、非常に業務の手間が増えてくるのも事実です。
これらの業務、受注から設計、施工、完成、引き渡しまでの流れをISO9001の規格要求事項で考えると、非常に当てはまる部分が多いです。
(まぁZEHに限らずですが)
認証という事よりも、今あるこれらの業務、これから複雑化する業務を、ちゃんと確立しておくためにもマネジメントシステムの考え方を取り入れるのは有効です。
(ホ・・・、やっとISOにつなげる事が出来た 笑)
いや、マジな話ですよ。
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標準化普及委員会 委員長 牛丸英志
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Posted by MS-06R at
11:36
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ISO導入方法:まずは規格の部分適用を
2016年04月05日
ISOの導入というと皆さんは、「認証」が前提で大きなハードルであると思われてません?
私は、ISOの認証支援を主にさせていただいてますが、まずはその前にISOのマネジメントシステムの良さを理解してもらうために、部分適用をお勧めしてますよ。
私はISO9001の品質マネジメントシステム審査員でもあるので、9001を例にしますけど、
9001の2015年版は、要求事項が4項~10項まであります ↓
4項 組織の状況
5項 リーダーシップ
6項 計画
7項 支援
8項 運用
9項 パフォーマンス評価
10項 改善
それぞれの項目は更に細かく分かれてて、全部を網羅するのには相当の努力が必要になる。
けど、例えばこの規格を取り敢えず読んでみて、
「ここはうちの会社の実務面で欠けてる部分だから、参考にして部分的に作るのも有効だなぁ」
と思える箇所があるはずです。
そういう箇所をまず最初に取り組んで、実際に運用してみることです。
運用していくと、たった一つの項目だけでも、上手くいかなかったり、もっと改善が必要だと感じるところが出てくるはずです。
何度も運用してみて、自分たちのオリジナルを作り上げて、積み重ねて行くのもアリです。
(これはISO9001に限らず他のマネジメントシステムにも言えることです)
解釈が難しい場合は聞いて貰えれば答えます。(←お金かかりまっせ 笑)
大切なのは、何度も言ってますけど、「認証のための導入じゃいけませんぜダンナ!」ってことです。
どうぜ導入するなら、その有効性を少しでも感じながら作り上げていくのが、本来の姿って気がしません?
今はコンサルも認証を急ぐあまり、「10カ月で・・」とか「最短3カ月で・・・」ってところもあります。
(そういう私も「12カ月で」っていうプランでやってました)
何年も、何十年も経営されて蓄積されてきた会社の体質や仕組は、そう簡単には変わっていきません。
ましてやISOなんて海のものとも山のものとも分からんような仕組を導入するなら尚更です。
(100%とは言い切れませんが、急いだあまり失敗する事例も沢山ありました。)
気付いたらそのままで認証(自己適合宣言含)が出来る姿になっていた。
こうなるのが、ISOのマネジメントシステムを導入することの意義の一つではないでしょうか?
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
標準化普及委員会 委員長 牛丸英志
最適なISOの導入方法教えちゃいます^^
HACCP、ISO22000、ISO9001:2015、ISO14001:2015
ISO22301、ISO50001の支援を行っています。
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私は、ISOの認証支援を主にさせていただいてますが、まずはその前にISOのマネジメントシステムの良さを理解してもらうために、部分適用をお勧めしてますよ。
私はISO9001の品質マネジメントシステム審査員でもあるので、9001を例にしますけど、
9001の2015年版は、要求事項が4項~10項まであります ↓
4項 組織の状況
5項 リーダーシップ
6項 計画
7項 支援
8項 運用
9項 パフォーマンス評価
10項 改善
それぞれの項目は更に細かく分かれてて、全部を網羅するのには相当の努力が必要になる。
けど、例えばこの規格を取り敢えず読んでみて、
「ここはうちの会社の実務面で欠けてる部分だから、参考にして部分的に作るのも有効だなぁ」
と思える箇所があるはずです。
そういう箇所をまず最初に取り組んで、実際に運用してみることです。
運用していくと、たった一つの項目だけでも、上手くいかなかったり、もっと改善が必要だと感じるところが出てくるはずです。
何度も運用してみて、自分たちのオリジナルを作り上げて、積み重ねて行くのもアリです。
(これはISO9001に限らず他のマネジメントシステムにも言えることです)
解釈が難しい場合は聞いて貰えれば答えます。(←お金かかりまっせ 笑)
大切なのは、何度も言ってますけど、「認証のための導入じゃいけませんぜダンナ!」ってことです。
どうぜ導入するなら、その有効性を少しでも感じながら作り上げていくのが、本来の姿って気がしません?
今はコンサルも認証を急ぐあまり、「10カ月で・・」とか「最短3カ月で・・・」ってところもあります。
(そういう私も「12カ月で」っていうプランでやってました)
何年も、何十年も経営されて蓄積されてきた会社の体質や仕組は、そう簡単には変わっていきません。
ましてやISOなんて海のものとも山のものとも分からんような仕組を導入するなら尚更です。
(100%とは言い切れませんが、急いだあまり失敗する事例も沢山ありました。)
気付いたらそのままで認証(自己適合宣言含)が出来る姿になっていた。
こうなるのが、ISOのマネジメントシステムを導入することの意義の一つではないでしょうか?
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標準化普及委員会 委員長 牛丸英志
最適なISOの導入方法教えちゃいます^^
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Posted by MS-06R at
10:50
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ISO自己適合宣言という選択
2016年04月04日
ISO9001やISO14001の普及率は減少傾向にあり、むしろ認証自体を返上する企業が増えています。
特に建設業において。
前に少し書きましたが、建設業の場合、入札の参加資格要件になるとか、評点が上がるとかっていう理由で挙って認証する企業が急増しました。
要は「認証=資格」と捉えてた訳ですが、その全てが悪いとは私は思いません。
だって、企業も生き残りをかけて、その時々に応じてあの手この手の策を講じるのはごく自然な姿だからです。
認証を返上する理由として代表的なのは、
■毎年1回ないし2回の定期審査で莫大な費用が発生する(コンサルも含めて)。
■余分な仕事ばかり増えて、本来すべき業務が阻害される。
■認証自体にあまり魅力を感じない(認証によるイメージの向上に繋がらない)
経営者にとってみれば、経営戦略を企てる上でこれもまた大切な動機の一つではあります。

海外との取引上問題がある場合や、元請から求められる場合を除けば、余程の事がない限り、認証は武器にはなりません。
※誤解が無いように言っておきますが、ISO導入の一番の武器は、その企業のマネジメントシステムの確立と活性化です。
さて、私自身、実は2000年版ISO9001が発行される以前から感じてたことですが、
なぜ認証じゃなきゃならないの?
自分たちでISOの要求事項に適合/準拠した仕組を作り上げていることを宣言すれば良いんじゃないの?
って事です。
なんてことをずっと感じてた訳ですが、何と近年そういう動きが増えてます。
まず、ISO10002 「品質マネジメント-顧客満足-組織における苦情対応のための指針」 をよく読んでみると、、
JIS Q 9001は,組織内での適用,認証又は契約の目的で使用することのできる品質マネジメントシステムの要求事項を規定している。この規格で規定する苦情対応についてのプロセスは,品質マネジメントシステムの一要素として用いることができる。
この規格は,認証又は契約の目的での使用を意図したものではない。
とあります。
認証を選択しないで適合性を示す場合は、一般的に自己適合宣言を選択できます。
もちろん自己責任が伴うわけですが、これもまたISOを企業に採用するための一つの選択肢であり、規格要求事項に沿ってマネジメントシステムが確立されている限り、何ら問題ありません。
この自己適合宣言の方法は様々ですが、正当な方法として、この場合外してはならない事項もあります。
これはISO17050に規定されてます。
6. 適合宣言書の内容
6.1適合宣言の発行者は,適合宣言の受領者が次の事項を識別するのに十分な情報を,適合宣言書が含んでいることを確実にしなければならない。
− 適合宣言の発行者
− 宣言の対象
− 適合を宣言する根拠とした規格又は他の規定要求事項
− 適合宣言の発行者を代表する署名者又は代理署名者
適合宣言書は,少なくとも次の事項を含まなければならない。
a)適合宣言の固有の識別
b)適合宣言の発行者の名称及び連絡先住所
c)適合宣言の対象の識別(例えば,製品の名称,型式,製造日又はモデル番号,及びプロセス,マネジメントシステム,人又は機関の説明,及び/又はその他の関連する補足情報)
d)適合の表明
e)規格又は他の規定要求事項,及び要求事項に選択肢がある場合に採用した選択肢の完全,かつ,明確な一覧表
f)適合宣言の発行日及び発行場所
g)発行者から権限を与えられた者の署名[又は同等の確認の印(しるし),氏名及び役職名
h)適合宣言の有効性に関する何らかの制限事項...以降まだまだ続く
簡単に言えば、方法としては基本的に第一者監査(自社の内部監査)、または第三者監査(外部による審査)により適合性を確認し自己宣言するわけです。
つまりは内部監査にて適合性を確認できれば自己適合宣言して良いことになります。
また、最近このような自己適合宣言を選択する企業も増えてきているようですが、第一者監査のみでは適合性を担保するに不十分と考える企業もあり、そのような企業のために「第三者意見書」を発行する団体もあります。
どちらを選択しても、現在の認証機関による審査と比べ格段に費用が圧縮されます。
具体的な自己適合宣言の方法については、インターネットで検索すれば色々出てきますよ。
ただ、勘違いしないで欲しいのは、マネジメントシステムの適合性や有効性を第一に考えるべきであって、単に費用圧縮だけの問題で選択するのは完全に間違っています。
適合性を自社で確認できない・又は出来る自信がない場合は、ある程度成熟するまでは第三者認証を選択するのが賢明です。
(でも、認証のための取得にならないでね。)
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
標準化普及委員会 委員長 牛丸英志
ISO自己適合宣言もお任せ^^
HACCP、ISO22000、ISO9001:2015、ISO14001:2015
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特に建設業において。
前に少し書きましたが、建設業の場合、入札の参加資格要件になるとか、評点が上がるとかっていう理由で挙って認証する企業が急増しました。
要は「認証=資格」と捉えてた訳ですが、その全てが悪いとは私は思いません。
だって、企業も生き残りをかけて、その時々に応じてあの手この手の策を講じるのはごく自然な姿だからです。
認証を返上する理由として代表的なのは、
■毎年1回ないし2回の定期審査で莫大な費用が発生する(コンサルも含めて)。
■余分な仕事ばかり増えて、本来すべき業務が阻害される。
■認証自体にあまり魅力を感じない(認証によるイメージの向上に繋がらない)
経営者にとってみれば、経営戦略を企てる上でこれもまた大切な動機の一つではあります。

海外との取引上問題がある場合や、元請から求められる場合を除けば、余程の事がない限り、認証は武器にはなりません。
※誤解が無いように言っておきますが、ISO導入の一番の武器は、その企業のマネジメントシステムの確立と活性化です。
さて、私自身、実は2000年版ISO9001が発行される以前から感じてたことですが、
なぜ認証じゃなきゃならないの?
自分たちでISOの要求事項に適合/準拠した仕組を作り上げていることを宣言すれば良いんじゃないの?
って事です。
なんてことをずっと感じてた訳ですが、何と近年そういう動きが増えてます。
まず、ISO10002 「品質マネジメント-顧客満足-組織における苦情対応のための指針」 をよく読んでみると、、
JIS Q 9001は,組織内での適用,認証又は契約の目的で使用することのできる品質マネジメントシステムの要求事項を規定している。この規格で規定する苦情対応についてのプロセスは,品質マネジメントシステムの一要素として用いることができる。
この規格は,認証又は契約の目的での使用を意図したものではない。
とあります。
認証を選択しないで適合性を示す場合は、一般的に自己適合宣言を選択できます。
もちろん自己責任が伴うわけですが、これもまたISOを企業に採用するための一つの選択肢であり、規格要求事項に沿ってマネジメントシステムが確立されている限り、何ら問題ありません。
この自己適合宣言の方法は様々ですが、正当な方法として、この場合外してはならない事項もあります。
これはISO17050に規定されてます。
6. 適合宣言書の内容
6.1適合宣言の発行者は,適合宣言の受領者が次の事項を識別するのに十分な情報を,適合宣言書が含んでいることを確実にしなければならない。
− 適合宣言の発行者
− 宣言の対象
− 適合を宣言する根拠とした規格又は他の規定要求事項
− 適合宣言の発行者を代表する署名者又は代理署名者
適合宣言書は,少なくとも次の事項を含まなければならない。
a)適合宣言の固有の識別
b)適合宣言の発行者の名称及び連絡先住所
c)適合宣言の対象の識別(例えば,製品の名称,型式,製造日又はモデル番号,及びプロセス,マネジメントシステム,人又は機関の説明,及び/又はその他の関連する補足情報)
d)適合の表明
e)規格又は他の規定要求事項,及び要求事項に選択肢がある場合に採用した選択肢の完全,かつ,明確な一覧表
f)適合宣言の発行日及び発行場所
g)発行者から権限を与えられた者の署名[又は同等の確認の印(しるし),氏名及び役職名
h)適合宣言の有効性に関する何らかの制限事項...以降まだまだ続く
簡単に言えば、方法としては基本的に第一者監査(自社の内部監査)、または第三者監査(外部による審査)により適合性を確認し自己宣言するわけです。
つまりは内部監査にて適合性を確認できれば自己適合宣言して良いことになります。
また、最近このような自己適合宣言を選択する企業も増えてきているようですが、第一者監査のみでは適合性を担保するに不十分と考える企業もあり、そのような企業のために「第三者意見書」を発行する団体もあります。
どちらを選択しても、現在の認証機関による審査と比べ格段に費用が圧縮されます。
具体的な自己適合宣言の方法については、インターネットで検索すれば色々出てきますよ。
ただ、勘違いしないで欲しいのは、マネジメントシステムの適合性や有効性を第一に考えるべきであって、単に費用圧縮だけの問題で選択するのは完全に間違っています。
適合性を自社で確認できない・又は出来る自信がない場合は、ある程度成熟するまでは第三者認証を選択するのが賢明です。
(でも、認証のための取得にならないでね。)
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マネジメントシステムで余分な仕事をしないためにどうしたらいいかという話
2016年04月02日
前回書きました、余分な仕事、余分なお金を使わないために何をどうしたらいいでしょう。
一般的にはISOの導入や維持には、「ISO事務局」なるものを立ち上げて、ISOについての勉強会やら文書の見直しや作成、記録類の整備など、規格要求事項に合わせて膨大な資料を作成し、社内に説明会を行い、周知徹底し、内部監査し、マネジメントレビューし・・・。
そして年に1回ないし2回の審査機関の審査で沢山のお金を使い、挙句ISOの仕事に時間を割けないと新たにISO専門に人を雇うなんて所もあります。
どうしたら無理無駄を抑えて効果的にマネジメントシステムを作り上げる事ができるか?
答えはそんなに難しくありません。
自社のこれまで培ってきた仕組にISOが合わせればいいんです。
元々が解釈や見解の違いから問題が起きている事が多いマネジメントシステムです。
今やってて問題なく業務が遂行でき、品質にも経営体制にも問題が無いなら、それにISO規格を合わせればいい。
「ウチのこの業務は、要求事項のこの部分にあたる」と明確に示せば、新たに規定作ったり、記録作ったりして、意味のない作業を増やす必要ありませにんよね?
元々上手くいってたのに、ISO取り入れたばかりに上手くいかなくなり、仕事が増え、残業も増え、社員は士気を下げていく場面を何社も見てきました。
ましてや創業間もない会社組織ならまだしも、創業10年、20年を超えるような会社組織には相当の負担を伴います。
なぜ皆、規格要求事項に合わせたり、コンサルや審査機関/審査員の言いなりになるのでしょう。
そうしないと審査に通らないから?
そんなことはありません。今まで問題なく運営出来てきた会社なら必ず通ります。
少し間違いが指摘されたとしても、そこで治せば良いんです。
でも、その指摘もホントに正当で必要な指摘なのかには?マークをつくことがあります。
例えば、殆どの会社のマニュアルが、要求事項の項番に合わせて組み立ててませんか?
そうしなければならない理由って、こんなことじゃない?
「規格の項目に合わせてマニュアルを作ってください。そうじゃないと見にくいから、文書が整備されてないと判断します。」みたいな。。
会社の数だけ仕組や手順が存在するのに、なぜそんなことしなければならないのですか。
私に言わせれば、〝その審査員やコンサルが無能なだけ” です。
特に審査員は、どんな文書や仕組であろうと、それを読み解き、規格に適合してるかをシンプルに評価するだけです。
2015年版に変わった今でも、こういったアホな審査をする審査員は少なくありません。っていうか多いです。
(もちろん優れた審査員の方も大勢いらっしゃるので念のため)
そういう私も駆け出しの頃は、「そうしなければいけない」と信じてました。
でもよく読んでみて下さい。規格にそんなこと書いてないし、要求してもいない。
2008年版9001の「序文」には、
品質マネジメントシステムの採用は,組織の戦略上の決定によることが望ましい。
組織における品質マ ネジメントシステムの設計及び実施は,次の事項によって影響を受ける。
a) 組織環境,組織環境の変化,及び組織環境に関連するリスク
b) 多様なニーズ
c) 固有の目標
d) 提供する製品
e) 用いるプロセス
f) 規模及び組織構造
この規格は,品質マネジメントシステムの構造の画一化又は文書化の画一化を意図していない。
この規格で規定する品質マネジメントシステムについての要求事項は,製品に対する要求事項を補完す るものである。
2015年版9001の「序文」にも、
品質マネジメントシステムの採用は,パフォーマンス全体を改善し,持続可能な発展への取組みのため の安定した基盤を提供するのに役立ち得る,組織の戦略上の決定である。
組織は,この規格に基づいて品質マネジメントシステムを実施することで,次のような便益を得る可能 性がある。
a) 顧客要求事項及び適用される法令・規制要求事項を満たした製品及びサービスを一貫して提供できる。
b) 顧客満足を向上させる機会を増やす。
c) 組織の状況及び目標に関連したリスク及び機会に取り組む。
d) 規定された品質マネジメントシステム要求事項への適合を実証できる。
内部及び外部の関係者がこの規格を使用することができる。
この規格は,次の事項の必要性を示すことを意図したものではない。
- 様々な品質マネジメントシステムの構造を画一化する。
- 文書類をこの規格の箇条の構造と一致させる。
- この規格の特定の用語を組織内で使用する。
この規格で規定する品質マネジメントシステム要求事項は,製品及びサービスに関する要求事項を補完 するものである。
せっかく苦労して作ったマニュアルや規定類、普段の仕事で使いますか?
殆どの会社が普段使ってませんよね?
会社を運営し成果をあげ発展していくのに、そんなものに労力削る必要ってなんでしょうか?
殆どの会社が今ある仕組や手順をそのまま使えるはずです。
※但し、まだシステム自体全く確立されてない企業が導入する場合、ISO規格を元に作り上げるというのは選択肢としてアリと思います。
一般的にはISOの導入や維持には、「ISO事務局」なるものを立ち上げて、ISOについての勉強会やら文書の見直しや作成、記録類の整備など、規格要求事項に合わせて膨大な資料を作成し、社内に説明会を行い、周知徹底し、内部監査し、マネジメントレビューし・・・。
そして年に1回ないし2回の審査機関の審査で沢山のお金を使い、挙句ISOの仕事に時間を割けないと新たにISO専門に人を雇うなんて所もあります。
どうしたら無理無駄を抑えて効果的にマネジメントシステムを作り上げる事ができるか?
答えはそんなに難しくありません。
自社のこれまで培ってきた仕組にISOが合わせればいいんです。
元々が解釈や見解の違いから問題が起きている事が多いマネジメントシステムです。
今やってて問題なく業務が遂行でき、品質にも経営体制にも問題が無いなら、それにISO規格を合わせればいい。
「ウチのこの業務は、要求事項のこの部分にあたる」と明確に示せば、新たに規定作ったり、記録作ったりして、意味のない作業を増やす必要ありませにんよね?
元々上手くいってたのに、ISO取り入れたばかりに上手くいかなくなり、仕事が増え、残業も増え、社員は士気を下げていく場面を何社も見てきました。
ましてや創業間もない会社組織ならまだしも、創業10年、20年を超えるような会社組織には相当の負担を伴います。
なぜ皆、規格要求事項に合わせたり、コンサルや審査機関/審査員の言いなりになるのでしょう。
そうしないと審査に通らないから?
そんなことはありません。今まで問題なく運営出来てきた会社なら必ず通ります。
少し間違いが指摘されたとしても、そこで治せば良いんです。
でも、その指摘もホントに正当で必要な指摘なのかには?マークをつくことがあります。
例えば、殆どの会社のマニュアルが、要求事項の項番に合わせて組み立ててませんか?
そうしなければならない理由って、こんなことじゃない?
「規格の項目に合わせてマニュアルを作ってください。そうじゃないと見にくいから、文書が整備されてないと判断します。」みたいな。。
会社の数だけ仕組や手順が存在するのに、なぜそんなことしなければならないのですか。
私に言わせれば、〝その審査員やコンサルが無能なだけ” です。
特に審査員は、どんな文書や仕組であろうと、それを読み解き、規格に適合してるかをシンプルに評価するだけです。
2015年版に変わった今でも、こういったアホな審査をする審査員は少なくありません。っていうか多いです。
(もちろん優れた審査員の方も大勢いらっしゃるので念のため)
そういう私も駆け出しの頃は、「そうしなければいけない」と信じてました。
でもよく読んでみて下さい。規格にそんなこと書いてないし、要求してもいない。
2008年版9001の「序文」には、
品質マネジメントシステムの採用は,組織の戦略上の決定によることが望ましい。
組織における品質マ ネジメントシステムの設計及び実施は,次の事項によって影響を受ける。
a) 組織環境,組織環境の変化,及び組織環境に関連するリスク
b) 多様なニーズ
c) 固有の目標
d) 提供する製品
e) 用いるプロセス
f) 規模及び組織構造
この規格は,品質マネジメントシステムの構造の画一化又は文書化の画一化を意図していない。
この規格で規定する品質マネジメントシステムについての要求事項は,製品に対する要求事項を補完す るものである。
2015年版9001の「序文」にも、
品質マネジメントシステムの採用は,パフォーマンス全体を改善し,持続可能な発展への取組みのため の安定した基盤を提供するのに役立ち得る,組織の戦略上の決定である。
組織は,この規格に基づいて品質マネジメントシステムを実施することで,次のような便益を得る可能 性がある。
a) 顧客要求事項及び適用される法令・規制要求事項を満たした製品及びサービスを一貫して提供できる。
b) 顧客満足を向上させる機会を増やす。
c) 組織の状況及び目標に関連したリスク及び機会に取り組む。
d) 規定された品質マネジメントシステム要求事項への適合を実証できる。
内部及び外部の関係者がこの規格を使用することができる。
この規格は,次の事項の必要性を示すことを意図したものではない。
- 様々な品質マネジメントシステムの構造を画一化する。
- 文書類をこの規格の箇条の構造と一致させる。
- この規格の特定の用語を組織内で使用する。
この規格で規定する品質マネジメントシステム要求事項は,製品及びサービスに関する要求事項を補完 するものである。
せっかく苦労して作ったマニュアルや規定類、普段の仕事で使いますか?
殆どの会社が普段使ってませんよね?
会社を運営し成果をあげ発展していくのに、そんなものに労力削る必要ってなんでしょうか?
殆どの会社が今ある仕組や手順をそのまま使えるはずです。
※但し、まだシステム自体全く確立されてない企業が導入する場合、ISO規格を元に作り上げるというのは選択肢としてアリと思います。
Posted by MS-06R at
13:51
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標準化のススメ
2016年04月02日
こんにちは。
飛騨を拠点にISO9001やISO14001、HACCPなどの標準化コンサルをしてます。
このブログを通じて少しでも企業さんのマネジメントシステムに役立ったり参考になればと思います。
またISOをはじめとしたマネジメントシステムの普及に繋がればと思います。
さて、最近あまり言われなくなったISO。
元々ISO規格って色々な製品に使われてるのはご存知と思いますが、殆どの人がISOの恩恵をどこかで受けてますね。
そもそも過去ISOという言葉が急速に一般に普及したのは製造業の納入する製品の品質確保が発端でしょうか。
一つ一つの製品品質のバラつきを無くすためには、社内体制、原材料の受入れから、納入先の選定、設計や製造過程の監視、監理、分析、不良品の識別、原因究明、改善などの仕組みを品質保証の規格として制定したのがISO9001:1994(94年版)でした。
こういった枠組みが提供されることで、「企業の製品品質や経営の質がある一定以上の保証されると判断される」
しかし、実態はISOの認証が取引の要件になっているから、取らざるを得ないというのが認証する企業の殆ど。
企業経営のためのISOではなく、維持するためのISO。
中でも建設業は、指名競争入札の条件になるとか、評点に関わるとか色々な事があり、挙って認証する企業が増えていきました。
でもいざ認証目指したり、認証してみると、
■余分な仕事が増えた
■書類が増えて管理するのが大変
■ISO認証維持のために人件費や設備投資が増えた
など、決して良い結果になったとは言えない企業が殆ど。
これには、次のような背景がありました。
■規格の原文は元々英語であり、翻訳されJISとして制定されたが、日本の企業風土に合ってない。
■審査機関や審査員の質にバラつきがあり、それぞれが違う解釈を押し付けていた。
■上記に加えコンサルもそれぞれに違った解釈を押し付けていた。
などに加え、
■元々やるべき仕事を省略していた。
■元々残しておくべき書類や記録を作ってなかった。
■規格の間違った解釈
こうやって見てみると「規格の解釈」という部分が一番影響を受けやすい部分ですので、私たちコンサルや審査員の役割は非常に重要です。
現在ISO9001も14001も2015年版という大改訂が行われ、内容も大きく変わりましたが、これらのマネジメント規格は、立派な経営ツールとしての有効性が確かにあると断言できます。
重荷に感じたり、意味が無いと感じるということは、規格の真の目的を理解してなく、単なる「資格」として捉えてるからです。
現在も「資格」として捉えている企業さんがいらっしゃれば、無駄です。すぐに返上して下さい。お金を捨てているようなものです。
それか2015年版の改訂を機に全て作り直して下さい。
実際に成果を上げている企業は規模の大小に関わらず沢山あります。
ISOによるマネジメントシステムの良いところは、自分たちでルールを決める事が出来ることです。
ISO規格が要求する事項は、あくまでそのための枠組みですし、言ってみれば成果を目指す組織として「やってて当たり前」のことばかりです。
この「やってて当たり前」を標準化するだけです。
でも前述したように、やり方を間違えてしまえば、余分な仕事、余分なお金を使うことになります。
これから取得を考える企業さんも、既に取得した企業さんも、このような事を理解したうえで「余分」を排除した無理のない仕組みを一緒に作り上げてみませんか?
飛騨を拠点にISO9001やISO14001、HACCPなどの標準化コンサルをしてます。
このブログを通じて少しでも企業さんのマネジメントシステムに役立ったり参考になればと思います。
またISOをはじめとしたマネジメントシステムの普及に繋がればと思います。
さて、最近あまり言われなくなったISO。
元々ISO規格って色々な製品に使われてるのはご存知と思いますが、殆どの人がISOの恩恵をどこかで受けてますね。
そもそも過去ISOという言葉が急速に一般に普及したのは製造業の納入する製品の品質確保が発端でしょうか。
一つ一つの製品品質のバラつきを無くすためには、社内体制、原材料の受入れから、納入先の選定、設計や製造過程の監視、監理、分析、不良品の識別、原因究明、改善などの仕組みを品質保証の規格として制定したのがISO9001:1994(94年版)でした。
こういった枠組みが提供されることで、「企業の製品品質や経営の質がある一定以上の保証されると判断される」
しかし、実態はISOの認証が取引の要件になっているから、取らざるを得ないというのが認証する企業の殆ど。
企業経営のためのISOではなく、維持するためのISO。
中でも建設業は、指名競争入札の条件になるとか、評点に関わるとか色々な事があり、挙って認証する企業が増えていきました。
でもいざ認証目指したり、認証してみると、
■余分な仕事が増えた
■書類が増えて管理するのが大変
■ISO認証維持のために人件費や設備投資が増えた
など、決して良い結果になったとは言えない企業が殆ど。
これには、次のような背景がありました。
■規格の原文は元々英語であり、翻訳されJISとして制定されたが、日本の企業風土に合ってない。
■審査機関や審査員の質にバラつきがあり、それぞれが違う解釈を押し付けていた。
■上記に加えコンサルもそれぞれに違った解釈を押し付けていた。
などに加え、
■元々やるべき仕事を省略していた。
■元々残しておくべき書類や記録を作ってなかった。
■規格の間違った解釈
こうやって見てみると「規格の解釈」という部分が一番影響を受けやすい部分ですので、私たちコンサルや審査員の役割は非常に重要です。
現在ISO9001も14001も2015年版という大改訂が行われ、内容も大きく変わりましたが、これらのマネジメント規格は、立派な経営ツールとしての有効性が確かにあると断言できます。
重荷に感じたり、意味が無いと感じるということは、規格の真の目的を理解してなく、単なる「資格」として捉えてるからです。
現在も「資格」として捉えている企業さんがいらっしゃれば、無駄です。すぐに返上して下さい。お金を捨てているようなものです。
それか2015年版の改訂を機に全て作り直して下さい。
実際に成果を上げている企業は規模の大小に関わらず沢山あります。
ISOによるマネジメントシステムの良いところは、自分たちでルールを決める事が出来ることです。
ISO規格が要求する事項は、あくまでそのための枠組みですし、言ってみれば成果を目指す組織として「やってて当たり前」のことばかりです。
この「やってて当たり前」を標準化するだけです。
でも前述したように、やり方を間違えてしまえば、余分な仕事、余分なお金を使うことになります。
これから取得を考える企業さんも、既に取得した企業さんも、このような事を理解したうえで「余分」を排除した無理のない仕組みを一緒に作り上げてみませんか?
Posted by MS-06R at
11:49
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